小学生低学年の成績アップにおすすめの自主学習法【簡単にできる!】

今では宿題以外に自主学習をさせる学校もあります。中には、学校で自主学習は言われていないけれども、個人的に自主学習に取り組ませているという家庭もあるはずです。

我が家の息子が通う小学校では、自主学習は強制ではなく「やりたい人はやって提出しましょう」という程度です。しかし、我が家では小学2年生と5年生の息子たちに、なるべく毎日自主学習をするように言っています。

とは言え、自主学習を子ども任せにしていると自分が好きなことしかやりません。もちろん自主学習なのでそれでも良いのですが、「できればいろいろと学習してほしい」「苦手な部分もやってほしい」と思うのではないでしょうか。そこで今回は、低学年向けの自主学習法・役立つことをご紹介します。

国語編

まずは国語編を参考にしてみてください。

ひらがな・カタカナしりとり

1年生の最初はひらがなを丁寧に練習する宿題が出るはずです。まだ字を覚えていない、書き順をしっかりさせたいというときは文字をなぞる練習をしても良いでしょう。

しかし一通りひらがなを覚えたら、字をなぞる練習では子どもも飽きてしまいます。そこでおすすめなのが、「ひらがな・カタカナしりとり」です。

まず1文字目は子に好きな字を選んで、次にその文字から始まる単語を順番にノートに書いていきます。我が家でも1年生のときにたくさんやったネタです。

漢字の練習

漢字の練習も書き取りをしてしっかり覚えるのも良いですが、少し工夫をすると楽しく学習することができます。

例えば「同じ部首の漢字をいくつ書けるか」「色の漢字を書いてみよう」「〇画以上の漢字集め」など…。低学年なので習う漢字も限られますが、2文字以上の熟語づくりなども良い学習です。

音読

音読もただ子どもに読ますだけでは楽しくありません。例えば、親子で交互に音読をしたり、物語であれば役になりきって音読をするのも方法です。

国語の本に載っているものだけでなく、家にある本などを音読してみるのもまた楽しいですよ。国語の本であれば、次にやる物語を読むことで文章の内容が頭に入り、授業の予習につながります。

視写

視写は我が家でもよく使う自主学習ネタの一つです。ゆっくり丁寧にお手本通りに文章を書くことで、字のバランスや書き方を復習することができます。低学年であれば短い詩などがお勧めです。

我が家では新聞に掲載されている「こどもの詩」や、図書館で詩の本を借りてきてお手本にしています。我が家の息子も少しずつですが、お手本をきちんと見てゆっくりと書けるようになってきました。

算数編

次に算数編をご紹介いたします。

マス計算

まずは一桁の足し算から使えるマス計算。計算を重点的に学習させたいときにおすすめです。ただし低学年の場合、あまりにマスが多すぎるとやる気が続きません。

我が家の息子は初め、5×5マス程度がちょうどよい感じでした。簡単な計算からやって、慣れてきたらマスを増やしてみてください。

計算ドリル

計算ドリルは苦手な部分を復習するためにおすすめです。我が家では計算ドリルを繰り返し使っているものの、飽きてくると計算ドリルの問題を少し変えてノートに問題を書いてあげます。

1年生の間はサポートが必要ですが、2年生くらいになると自分で問題をノートに写して学習することができるようになります。

身近なもので長さ、大きさ比べ

家になる身近なもので長さを測ったり、大きさを比べるのも良い学習です。

他にも、低学年でつまづきやすい「時計」「かさ」「長さ」なども、実際に時計を使ったり、計量カップやペットボトルを使ったりして測ってみるのもおすすめです。

その他

家庭学習は算数や国語だけではありません。生活や体育も家庭学習になります。

絵日記

今日あったことの絵日記を書いてみるのも良い学習です。

日記をどう書いてよいかわからないという場合は、親が「誰と何をしたの?」「何が楽しかった?」など、質問してあげてください。それを文章にすればOK。

もちろん、いきなり上手に文章を書けるはずはありません。絵日記は子どもの好きなように書いてもらって、それに対して親がコメントを付けてあげれば完成です。

観察

家の周りや公園、学校などで観察をするのも良い学習になります。捕まえた虫をよく見て絵を描いたり、昆虫の名前を調べたり、野菜の成長を記録するなどもとても良い自主勉強です。

他には我が家では、真冬に屋外に水を入れた容器を一晩おいて氷の観察をしたこともあります。身近なものを観察するだけでも発見がたくさんあり、良い学習になるのです。

運動

どんな勉強をしても良いのが自主学習です。そのため、音楽や体育を家でやっても自主学習になります。例えば、縄跳びの練習やボールの投げ方、鉄棒、ピアニカの練習などです。

練習をしたら自主学習ノートに簡単な感想を書いてみると良いでしょう。またノートに表を作って、やったらシールを貼っていくのも良い方法です。

まとめ

我が家でも毎日学習を続けて欲しいので、少しでも興味のあるものを楽しくできればと、いろいろなネタを考えて子どもに提案しています。

1年生の時は「ことば遊び」や「観察」もたくさん取り入れていましたが、2年生になった今ではなるべく苦手なところを復習する形になっています。「最近同じような学習ばかりになっているな」と思ったら、少し違った科目の学習も取り入れてみてください。

またもっと本格的に自主学習をさせたいなら、スマイルゼミがおすすめです。うちの子供もゲーム感覚で取り組んでいますが、しっかりと成績が伸びていますよ。
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