失敗して分かった小学生の通信教育の選び方@続かないお子さんは要チェック!

こんにちは、こはるママです。皆さんの家庭では、どのように家庭学習を進めていますか?我が家ではタブレット型の通信教育を使って家庭学習を進めています。

長男(小学5年生)はジャストシステムの『スマイルゼミ』を、次男(小学2年生)は学研ゼミを受講していました。「していました」と過去形なのは、現在は長男だけが通信教育を続けているからです。

小学2年生の次男は結局続かず、辞めてしまいました。そこで今回は、失敗して分かった通信教育選びについてご紹介いたします。

通信教育を受講する前にやったこと

我が家の次男が通信教育をやりたいと言い出したのは小学1年生のときでした。しかし、コツコツと学習をする長男と違い、次男はすぐに「もうやらない」という性格。

通信教育の受講にもかなり慎重に検討しなければなりません。そこで、まずは通信教育を受講する前に続くかどうかの見極めをすることにしました。

市販のドリルで様子を見た

我が家では長男のときもそうでしたが、通信教育を受講する前に市販のドリルで続けられるかどうかを確認しています。ドリルがきちんとできなければ、通信教育を受講しても続かないと思うからです。

次男は低学年なので親と一緒にドリルをこなしていきます。モチベーションを維持させるのが大変でしたが、何とかドリルをやり終えることができました。

自主勉強を毎日させてみた

市販のドリルと別に、自主学習を毎日できるかどうかも見極めるポイントです。と言うのも、通信教育は紙ベースのものであってもタブレットであっても、1か月で決められた単元をこなしていかなければなりません。

そのため、毎日少しずつ学習を進めなければ溜まってしまいます。自主学習は1年生の2学期から始めて、今では毎日するのが当たり前になっています。

次男の通信教育が続かなかった理由

次男が1年生のときに「通信教育をやりたい病」が発症したものの、長男の性格や勉強の様子などを見ていると続かないだろうと思っていたためしばらく保留にしていました。

その後、5年生の長男が『スマイルゼミ』を受講することになり再び次男の「通信教育やりたい病」が再発。それもタブレットの通信教育をやりたいとのことでした。
【参考】スマイルゼミの口コミ@受講者がタブレットの使い勝手や実際にかかる費用を紹介

そこで、比較的格安で受講できる『学研ゼミ』をやってみることになったのです。しかし、それも数カ月で終わってしまいました。なぜ長男と違って次男は通信教育が続かないのか…。以下、考えられることです。

みんながやっているから

次男の通信教育をやりたい理由が「みんながやっているから」というものでした。みんなが続けているから自分も続けられると思ったら大間違い。

続けている子は「自分がやりたい」と始めた子です。実際に自分が通信教育を始めてみて、「思っていたものと違う」と感じるため長く続くことはありません。

基本がわかっていなかった

次男は算数が苦手です。分からない問題が出てくると一気にモチベーションダウン。中でも繰り上がり、繰り下がりの計算と、時計の単元はとても苦労しました。基本ができていない次男には1年生の簡単な問題から戻って学習を繰り返す必要があったのです。

しかし、通信教育はその学年の教科書に合ったレベルのものが出題されます。当然、基本が理解できていないので2年生の算数も難しくなり、「できない」「間違ってばっかり」「もうやりたくない」となるのです。

ご褒美目当て

通信教育の中には、付録が付いていたりプレゼントが貰えたりと何かしらお楽しみがあるものも多くあります。次男もその付録やプレゼントに魅力を感じていました。

しかし、付録やお楽しみ欲しさに勉強をしても、まったく身に付きません。ただやっただけ。「ドリルが終わればよい」となり、頭に入っていないこともしばしば…。さらに、おたのしみが飽きてしまったら学習意欲もダウン。外発的動機づけでは長く続かないことを改めて思い知らされたのです。

子どもに合った学習を見極めよう

結局、次男の『学研ゼミ』(タブレット)は3か月で終了となりました。今は長男のみ『スマイルゼミ』を受講しています。通信教育は辞めましたが、失敗したことで気が付いたこともいくつかあります。

今やっている学習の底上げをしておく

自分のペースで津新教育を続けることができる子は、今やっている単元が理解できているはずです。

もちろんドリルに解き方や解説もありますが、それが理解できないというときは戻って基本をしっかりと学習する必要があります。基本が理解できないと、「問題が解けない」→「やる気が無くなる」→「ドリルがたまる」となるため、学習の底上げをしておくことも大切です。

通信教育の「お試し期間」を活用

通信教育にはお試し期間を設けているものもあります。お試しで子どもができるかどうかを確認してみるのも方法です。

紙ベースの通信教育であれば、途中で解約しても受講した月のみ料金を支払うだけでOKですが、タブレットの場合は途中解約をしたらタブレット代は支払うことになります。お試し期間であれば、タブレット代もかからないこともあるため活用してみてください。

きっぱりと諦めることも大切

中には通信教育が全く向かない子もいます。我が家の次男も向いていませんでした。そんなときはきっぱりと諦めることも大切です。

「今まで続けてきたから」「もしかしたらまたやるかもしれない」と思うかもしれませんが、一度たまってしまったドリルは増える一方です。

まとめ

現在次男はドリルと自主学習を中心に学習しています。通信教育を受講する前に続くかどうか見極めたものの、それでも失敗してしまいました。失敗した要因はいくつかあるものの、中には通信教育が向かないという子もいます。学習方法はたくさんあります。

子どもが「通信教育をやりたい」と言ったら、きちんと子どもの性格や学習意欲、なぜ受講したいのかなどを子どもと一緒に話し合って決めてみてくださいね。