小学生の通信教育はタブレットと紙のどちらが良い?全6項目を徹底比較!

小学生の通信教育はタブレットと紙のどちらが良い?

子どもが小学生になると気になるのが学習面です。学年が上がると成績も気になりますよね。塾までは考えていないけれども、「学習習慣はつけて欲しい」「学校の勉強にはついていけるようにしたい」と、自宅で手軽にできる通信教育を検討する家庭も多いはず。

しかし、実際に検討するとどこの教材が良いのか、さらに最近人気のタブレット型の学習と紙教材のどちらを選べば良いか悩むものです。

そこで今回は、我が家の息子が実際に紙教材『こどもチャレンジ』とタブレット教材『スマイルゼミ』受講して、小学生の通信教育はタブレットと紙、それぞれにどんなメリットがあるのか項目ごとに徹底比較してみました。
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紙教材のメリット・デメリット

小学生

現在小学5年生の息子は、小学1年生の頃から通信教育を受講しています。初めて受講したのは紙教材でした。

まずは、紙ベースの通信教育の特徴・メリット、デメリットを確認してみましょう。

紙教材の特徴

紙教材は、教科書に沿った内容のドリルや付録が毎月自宅に届けられます。

1か月でドリル1冊を終わらせるようにスケジュールが組まれており、「ドリルを解く→丸付けをする→お直しをする」と、一般的なドリルと同じように学習を進めるのが特徴です。中には1か月ごとに確認テストを提出するものもあり、鉛筆で直接文字を書くことを重視している親御さんには根強い人気があります。

紙教材のメリット

  • 文字を書くことを意識できる
  • 丸付けをすることで何をどのように間違ったかを確認できる
  • 分からないことを調べる力が付く
  • ドリルが終わったときの達成感がある
紙教材は直接書き込むため、字を書くことを意識することができます。国語であれば字をきれいに書く、バランスよく書くなどです。

さらに、算数などは計算式や考え方が残るため何をどのように間違ったのか、どこが理解できていないのかをドリルを見ることで確認することができます。

親が丸付けをする手間はあるものの、子どもの苦手をサポートする判断材料になるのは大きなメリットと言えるはずです。

紙教材のデメリット

  • 毎月ドリルや付録が届くので増えてくる
  • 親が丸付きをする必要がある
  • ドリルに書き込むので1度やったら終わりになる
紙教材は学習した後に親が丸付きをする必要があります。時間に余裕があるときは丸付けもそれほど苦にはならないのですが、家事をしなければならない時間帯の丸付けは正直大変です。

家事を中断して子どものドリルに付き合わなければなりません。

さらに終わった教材や付録が増えてくるというデメリットも…。

紙教材は一度終わったら再度使うことはほとんどないため、我が家ではひとつ前の学年のみ保管して、古いものは捨てるようにしていました。

タブレット教材のメリット・デメリット

次にタブレット学習の特徴とメリット・デメリットを確認してみましょう。

タブレット教材の特徴

タブレット教材は、毎月のドリルがデータで配信され学習するスタイルです。紙ドリルと違い丸付けは自動的に行われるため、親が丸付けをする必要はありません。

「子どものペースで学習ができる」「親の負担も少ない」という点から、最近ではタブレットを選ぶ親御さんも多くなってきました。

タブレット学習のメリット

  • タブレット1台で学習ができる
  • 丸付けも自動でしてくれる
  • 動画や音声で分かりやすい
  • ドリルや付録などの保管がいらない
  • 繰り返し学習ができる
タブレット教材の一番のメリットは、子ども一人でも学習を進められることです。親が丸付けをしなくても自動で〇×の判断をします。

さらに繰り返し学習できるのもタブレット学習の大きなメリットです。我が家ではタブレット学習を繰り返しやることで、計算のミスが随分と少なくなりました。

タブレット学習のデメリット

  • どこが理解できていないか把握しにくい
  • 字を書くことが疎かになる
  • 回答がすぐにみられる
  • Wi-Fi環境に影響する
タブレット学習は親が勉強を見なくても良いという利点はありますが、反対にどこが理解できていないか把握できないというデメリットもあります。

最後に「問1:〇 問2:× 問3:〇…」というように表示され、間違った項目がどんな問題でどうして間違ったのかを後から確認することができません。

紙教材とタブレッド全6項目を比較してみた

紙教材とタブレット教材の項目を比較してみました。

■通信教育の紙教材とタブレットの比較表
紙とタブレットの比較表

教材会社によって金額は異なりますが、紙教材とタブレットの基本受講料は大きな差はありません。

ただしタブレット教材の場合は別途、専用タブレットを使用する場合は購入する必要があります。

タブレット代金は月々の受講料に入っている場合と一括で購入する場合があるので、事前に調べておくことが大切です。

また、タブレットの保証は任意加入になるため、必要であれば年間2,000円~4,000円の費用が必要となります。紙教材と比べるとタブレット教材はタブレット本体と管理費用がかかるので少し高めになるようです。

まとめ

紙教材、タブレット教材それぞれにメリット・デメリットがありますが、私が「紙とタブレットだとどっちを選ぶ?」とお友達のお母さんに聞かれたら、繰り返し学習ができる、余分な付録がたまらない点で「タブレット型通信教育」をすすめます。

まずは通信教育で何を求めるのかを考えてみてください。

もし私と同じようにどの学習でつまづいているのか知りたい、しっかりと書くことを意識させたいというときは紙教材を、繰り返し学習をしてほしい、できれば子どもだけで学習できるものが良いという方はタブレット教材を選んだ方が良いです。

またスマイルゼミはお試し期間もあるので、短期受講して試してみるのも1つの方法です。