英語は今でも人気が高い習い事の一つです。子どもに英語が話せるようになってほしいと、英語教室に通わせている家庭も少なくはありません。
さらに2020年から小学校・中学校での英語教育が大きく変わる移行措置として、2018年から段階的に小学校でも英語活動や英語科目が導入されています。
本格的に英語が始まる前に、家庭でも何かしら英語教育をさせたいと考えている人も多いのではないでしょうか。とは言え、英語教室や英語塾に通わせるには時間もお金もかかります。
そこで、家でもできる通信教育で英語学習をしてみませんか。今回は、小学生が通信教育で英語を学べるおすすめの教材5選を紹介します。
1.スマイルゼミ
タブレット教材で人気の『スマイルゼミ』は、2018年に英語講座を大幅リニューアルとなりました。小学生全学年の標準クラスに英語コースの新教材を配信。追加料金なしで国語・算数・理科・社会・英語の学習ができるのです。高学年では1か月に5講座配信され、無理なく学習を進められます。
お手本の発音を聞く、同じように発音する、録音して自分の英語を確認することができるは、タブレットならではの学習方法と言えるはずです。
さらに、もっと英語力を伸ばしたいなら「英語プレミアム」(別料金)がおすすめ。英語講座が標準クラスに比べて毎月の配信量が2倍以上になります。
コースも「1.2年生におすすめ」「3年生~おすすめ」「英検対策」と3つのコースがあるので、レベルに合わせてオプションをつけられます。英検を目指すのであれば『スマイルゼミ』がおすすめです。
■スマイルゼミの英語の特徴
- タブレット一つで学習ができる
- 「聞く」「話す」「読む」「書く」をバランスよく習得できる
- 英語プレミアム(別料金)受講でさらにレベルアップ
2.進研ゼミ小学生講座
進研ゼミ小学生講座も国語・算数・理科・社会だけでなく、全学年で英語の学習ができます。また進研ゼミ小学生講座は2019年4月から英語を大幅に強化され、今まで有料だった「チャレンジイングリッシュ」が無料で教材として追加されたのです。
「チャレンジイングリッシュ」はオンラインで学習なので、「チャレンジタッチ」のタブレット、または持っているタブレットやパソコンを使います。内容も英語初心者から英語検定を受けるレベルまでと幅広く学習できるのも魅力的。有料にはなりますが、ワンツーマンで英会話レッスンも受けることができのも特徴です。
キャラクターもかわいく、正解すると「グレイト!」「アンビリバボー」と褒めてくれるので、我が家の息子も楽しく学習しています。
■進研ゼミ小学生講座の英語の特徴
- 「聞く」「話す」「読む」「書く」をバランスよく習得できる
- 初級から上級まで幅広い学習ができる
- ワンツーマントーク(別料金)英会話に強くなる
3.まなびWith
『どらゼミ』が2019年春に『まなびWith』となりました。『まなびWith』でも1年生から6年生まで英語の学習をすることができるのです。1・2年生コースと3年生~コースで内容が大きく変わります。
1・2年生では英語の歌や映像、紙ドリルで英語を楽しむ学習、3年生からは会員サイトにある「すごろくEnglish」というコンテンツで英語力を伸ばすことができます。
ゲーム感覚学習できるので、子どもも「勉強をさせられている」という感じはなく、楽しく無理なくステップアップしていくことができるのです。
■まなびWithの英語の特徴
- ゲーム感覚で楽しく英語学習ができる
- 「聞く」「話す」「読む」「書く」をバランスよく習得できる
- 「すごろくEnglish」は無学年ため、1か月の学習量を自分で調整できる
4.ポピー
シンプルな教材で根強い人気の『ポピー』。他の教材と違って、ポピーの英語は紙教材とCDで学習するスタイルです。1から4年生では年に1冊の英語ワークとCD枚、5・6年生は年に2冊のワークとCDが届きます。
学習量は少なめなものの、負担なく取り組むことができるので英語の導入としてはおすすめです。とは言え、もう少し英語の量を増やしたい場合は「ポピーKidsEnglish」(月1,680円)を検討してみてください。
幼稚園の年中から小学3年生までが対象ですが、英語本とCD、専用ペン(別売り)を使って学習します。また「ポピーKidsEnglish」だけでも受講できるので、英語のみの通信教育を考えている人にも向いています。
■ポピーの英語の特徴
- 紙とCDを使って学習
- 学習量は少なめ
- 「ポピーKidsEnglish」のみ受講が可能
5.Z会
受験でおなじみZ会の通信教育。Z会の英語は、対象は3年生から6年生となっています。音声機能付きのペンを使って、英語のドリルで学習するスタイルです。
タッチペンは自分の声を録音することもできるため、聞く、読む、書くを学習することができます。さらに、英語の添削指導があるのもZ会ならでは。学校で習う英語よりも少しレベルが高いので、中学生以降の英語学習の下地作りをしたい人におすすめです。
■Z会英語の特徴
- 英語のみの受講も可能
- 「聞く」「話す」「読む」「書く」をバランスよく習得できる
- 英語の添削をうけることができる
- ハイレベルの学習
まとめ
今では多くの通信教育で、国語・算数・理科・社会だけでなく英語も必ず入っています。
我が家の子どもたちは、長男(小学6年生)が『スマイルゼミ』、次男(小学3年生)が『チャレンジタッチ』を受講しています。どちらもとても良くできた教材ですが、英語だけを見れば『チャレンジタッチ』の方がレベルは高いと感じました。
参考記事スマイルゼミの英語の【標準】と【プレミアム】とを徹底比較 参考記事チャレンジタッチのレビュー【勉強が苦手が小三の子供が受講開始】他の教科も合わせて英語もしっかり学習させたいのであれば『チャレンジタッチ』『進研ゼミ小学生講座』、英語に慣れ親しむところから学習をさせたいのであれば『まなびwith』『ポピー』、中学生以上の英語を意識した下地をしっかりと付けさせたいのであれば『Z会』がおすすめです。
それぞれの通信教育の特徴を考慮して、子どもに合ったものを選んでみてくださいね。