通信教育の教材タイプと選ぶポイント【タブレット・テキスト・オンライン】

子どもが小学校に上がると勉強を意識する家庭も多くなります。それが、学年も上がるとなおさらです。勉強だけが人生ではないけれども、最低限の学習は身に着けてほしいと思う親御さんも多いのではないでしょうか。

我が家でも中学受験は全く考えていませんが、学校の勉強についていけるだけの学力は身につけて欲しいと思っています。そこで選んだのが家に居ながら学習ができる通信教育でした。

しかし、調べていると通信教育にも色々なタイプの学習方法があり、どのタイプの教材を受講したらよいのか悩むところ。そこで今回は、通信教育の教材タイプから選ぶポイントをご紹介いたします。

通信教育の教材タイプ

通信教育の教材タイプは1種類ではありません。まずは、どんな通信教育のタイプがあるのかを確認してみてください。

テキストタイプ

■チャレンジ、Z会、小学ポピー、ドラゼミ

以前からある一般的なテキストタイプの通信教育は、テキストと問題が一体になったものです。テキストに直接回答を書き込み、親が丸付けします。

紙に書くという基本的な学習をさせたいという人におすすめです。また、テキストは学校の教科書に沿ったものになっていることが多く、毎月テストの提出や、年に数回実力判断テストなども実施されます。

テキストは1か月ごとに郵送されてくるものがほとんどです。親子で一緒に勉強をしたいという人に向いています。

タブレットタイプ

■スマイルゼミ、チャレンジタッチ、学研ゼミ、デキタス

タブレットタイプはテキストタイプとは異なり、1ヶ月に一度問題が配信されてダウンロードして使います。

タブレットタイプも、学校の教科書に沿った内容になっているものがほとんどです。

また、教材によっては提出物があるものもあります。回答はその場で自動添削されるため、子ども一人でも学習することが可能です。

プリントタイプ

■ガンバエース、いちぶんのいち

プリントタイプの通信教育は、テキストタイプと違ってプリントと回答のみが郵送されてきます。

付録やテキストが無いため、シンプルに問題を解きたとい子どもにおすすめです。

プリントの内容は一般的な学習要項に沿ったものが多く、教科書と同じとは限りません。

オンライン学習

■スタディサプリ、Eネット塾

オンライン学習は、家に居ながら塾と同じような授業が受講できるシステムです。

パソコンやタブレットなど使って、塾講師の講義動画をスマホやパソコンで視聴して学習をすすめます。

実際に講師の説明を聞くことで、学習のポイントが理解しやすくなっているのです。もちろん、講義を見るだけでなくそれに連動したテキストも付属しています。

教材タイプ別メリット・デメリット

小学生の通信教育も今ではいろいろなタイプがあり、子どもに合ったものを選ぶことができます。

とは言え、教科のタイプごとにメリット・デメリットがあることも忘れないでください。そこで、今日かタイプ別のメリット・デメリットを確認してみましょう。

テキストタイプのメリット・デメリット

■メリット

  • 基本的な紙に書く学習ができる
  • テキストや付録で楽しく学習ができる
  • 定期的のテストで子どもの理解度が分かりやすい

■デメリット

  • 親が添削する必要がある
  • 繰り返し使えない
  • テキストや付録が増えてくる

タブレットタイプのメリット・デメリット

■メリット

  • 子ども一人で学習することができる
  • 動画などで理解しやすい
  • 繰り返し問題を解くことができる

■デメリット

  • 子どもが学習を理解しているかどうかが見えにくい
  • ネットの管理は親がする必要がある
  • 解約すると過去のドリルも使えなくなる

プリントタイプのメリット・デメリット

■メリット

  • シンプルに学習ができる
  • 価格は他の教材よりも安い

■デメリット

  • 親が添削をしなければいけない
  • 学習の基本がわかっていないと難しい

オンライン学習

■メリット

  • 家庭で塾と同じように講義を受けられる
  • 動画なのでわかりやすい

■デメリット

  • 先生の当たりはずれがある
  • 自分で計画をたててやらなければならない
通信教育のメリットは、何といっても家に居ながら子どものペースで勉強ができることではないでしょうか。

しかしこれは反対にデメリットにもなりうるのです。計画的にやらなければ結局ドリルがたまってしまいます。

そのため通信教育を受講する前に、どのタイプの学習方法が子どもに合っているかを見極めも大切です。

通信教育ごとの教材種類

最後に、通信教育ごとの教材をご紹介します。

まとめ

今では通信教育と言ってもタイプは様々です。もちろん、学習の難しさや付録やテストもそれぞれの会社によっても異なります。

今回ご紹介した通信教育は一部です。学校の勉強が少し苦手、少し先を予習させたいならテキストやタブレットタイプのもの、基本はしっかりと分かっているので復習させたいならプリントタイプなど、選ぶ時の参考にしてみてください。

もちろん、タイプだけでなく内容もきちんと調べることも大切です。