小学生の子供に親が自宅で勉強を教える7つのコツ

小学生の子供に親が自宅で勉強を教える7つのコツ

こんにちは、こはるママです。子どもたちが小学生になり、毎日の宿題や自主学習に頭を悩まされる親御さんも多いのではないでしょうか。実は私も同じ悩みを持つ母親の一人です。

特に大変なのが次男(小学2年生)の宿題と自主学習。長男(小5)はスマイルゼミでの自宅学習もスムーズなのですが、次男は勉強があまり得意でないため、なかなか自宅学習がはかどりません。
【参考】スマイルゼミでのテストの成績の変化を隠さず完全公開!【8カ月経過】

ようやく勉強を始めたと思ったら、「これどういう意味?」「分からん」と言う始末。

私が宿題を教えることも日常茶飯事となっています。しかし、実際に教えてみると思ったように理解していないため、子どもにどのように教えれば良いか分からなくなるのです。

そこで今回は私と同じ悩みを持つ親御さんのために、小学生の子供に親が自宅で勉強を教える7つのコツを紹介します。

勉強は「教える」のではなく「導く」ことが大切

小学生の子供に親が自宅で勉強を教える7つのコツ

「学校で習ったことは最低でも理解してほしい」と、親なら思うのではないでしょうか。私も「低学年は学習の基本となる部分。ここで躓くとこれから先の学習に影響があるのでは?」という思いが強く、ついつい次男の勉強を熱心に教えてしまいます。

その割には理解度が低く、別の日に同じような宿題が出たらまた分からない…。挙句の果てには「この問題は足し算やんな?」「この答え45やろ?」と親の様子を見て、私が「ん?」という顔をすると「違うわ、じゃ引き算」と言う始末。

実は、小学生の勉強は「教える」のではなく「導く」ことが大切なのです。算数であれば式や答えを教えるのではなく考え方のヒントを与えてあげる。国語なら辞書の引き方を教えてあげて、自分で解決する方法があることを伝えるなどです。

以前は我が家でも計算のやり方や式の考え方、漢字の書き方など細かく口をはさんで教えていましたが、今はできるだけ「漢字が分からないならドリルを見てみようか」「辞書を一緒に引いてみよう」「大きな数字を引くときはどうしたらいい?」などと聞いて、自分でどうやれば答えが出るか導くようにしています。

今でも「分からない」と言う言葉が出ることもありますが、以前よりも自分で考えるようになってきました。

小学生の子供に勉強を教える7つのコツ

小学生の子供に親が自宅で勉強を教える7つのコツ

小学生の勉強は「導く」ことが大切ですが、他にもコツがあるのです。そこで、7つのコツを確認してみてください。

1.一度で理解できなくて当たり前と思う

子どもに勉強を教えていると、理解できないことにイライラすることがあります。私も「何でわからないの!」という言葉を何度使ったことでしょう。

しかし、子どもは初めてのことはできなくて当たり前なのです。積み重ねの経験から少しずつできるようになるので、「子どもは一度では理解できない」と言う気持ちで接してあげてください。

2.学習習慣をつけることを目標とする

子どもの勉強は学力向上ではなく、学習習慣をつけることが大切です。もちろん、テストの点数が悪いよりは良い方がいいに決まっています。

しかし、学力向上を目指すあまり無理やり勉強を教えても子どもは楽しく学習することはできません。まずは学習習慣をつけることを目標にしましょう。

3.命令ではなく一緒に考える

ついつい子どもに「勉強しなさい」「ここはこうでしょ」と命令口調で指示していませんか。ガミガミ言われると子どもも「もう勉強なんて嫌い」「やらない」という気持ちになってしまいます。

子ども勉強を教えるときは子どもの立場になって、何が分からないのかを一緒に考えてみてください。

4.一度にたくさん詰め込みすぎない

子どもに勉強を教えるときは、短時間で集中できるだけを教えることが大切です。分からないからと長時間机に座って勉強をさせても子どもの集中力は続きません。だんだんとやる気もなくなり、最後には癇癪を起して険悪のムードになることもよくあることです。

小学生の低学年であれば15分~30分未満を区切りにします。勉強を続けるなら気分転換に休憩を入れることが大切です。

5.兄弟や他の子と比べない

勉強が理解できないわが子を見ると、ついついよその子と比較してしまうこともあるかもしれません。「〇〇ちゃんはテストで100点取った」「お兄ちゃんはこんな問題で躓かなかった」と比較しても子どもを傷づけるだけです。

「どうせ僕、(私)なんて…」と自己評価も下がってしまうため、子供の個性や良いところを発見して伸ばしてあげられるようにサポートしてあげましょう。

6.子どもに考えさせる

子どもに勉強を教えるときは、まず子どもに考えさせます。「なんでそうなるのか?」「どうやって問題を解けばよいか」を子供に説明させるのです。

分からないときは問題を声に出して読み、重要な部分に線を引くように指導します。子どもだけでうまく考えられないときは、「お母さんならこうやって解くよ」と少しヒントや例を出してあげると考えやすくなるはずです。

7.できることは子どもに任せることも大切

小学生の子供に親が自宅で勉強を教える7つのコツ

子どもの不得意な科目は、ついつい気になってしまいますよね。我が家の息子も算数が苦手なため、算数の宿題がきちんと出来ているかやっているときに確認してしまいます。

しかし、あまり親が確認をすると気になるのか、「これであってる?」と聞いてくるので、子どもが「分からない」と言うまで任せることにしました。

自分で考えているときは口を挟まず、間違っていても本人が間違いに気付くまで黙っている。本人が間違いに気が付かなくても指摘せずに、そのまま学校で指導してもらうようにします。苦手な部分を先生に分かってもらう意味もあるので、宿題は先生に任せてしまいましょう。

まとめ

子どもの勉強を見ていると「何でそんな簡単な問題が分からないの?」「教えてもちっとも理解しない」と思うこともあるはずです。我が家も子どもの勉強を見ることが多々ありますが、口を挟めば挟むほど子どもが「分からない」「もうやらない」と怒ってしまいます。

そのたびに「もう!こっちは一生懸命教えているのに」と思うものの、落ち着いて考えてみると私も口うるさく言い過ぎていたと反省。

小学生の勉強は「教える」のではなく「導く」ことを意識しながら、親もあせらず、頑張りすぎず、気長に子どもの勉強を見てあげてください。