【NHK for school】スマホアプリの小学生におすすめの使い方・学習法

NHK for school

NHKの教育番組(Eテレ)と言えば、小さい子にも安心して見せられる番組です。我が家の子どもたちも、小さいころはNHKの教育番組に随分お世話になったものです。

しかし、子どもが小学生になると幼児番も卒業。教育番組を見ることがグンと減りました。我が家と同じように小学生になるとEテレを卒業するケースも多いと思いますが、Eテレには「学校放送」という枠組があるのをご存知でしょうか。

それが『NHK for school』です。今回は『NHK for school』スマホアプリの小学生におすすめの使い方・学習法を紹介します。

【NHK for school】5つのここがすごい!

女性

『NHK for school』は、NHKで放送された幼児から高校生向けに作られた番組のコンテンツがまとめられたサイトです。

学習内容も幅広く、算数・国語・理科・社会だけでなく、道徳、英語、プログラミング、体育、家庭科などもあります。そこでまずは、『NHK for school』5つのここがすごいという点を確認しましょう。

1.無料で見放題

『NHK for school』は80以上の動画が全て無料で見放題です。そのため、テレビを録画をしておく必要もありません。

スマホやタブレットにアプリを入れておけば、外出先でも使うことができます。好きな番組も何度も見直して学習することができるのです。

2.幅広いジャンルの動画

動画は国語・算数・理科・社会だけでなく英語・音楽・体育・図工・技術・家庭・道徳はもちろんのこと、防災やこどもの哲学、プログラミング、メディア、スマホ、マナー、コミュニケーションといった幅広いジャンルの番組が用意されています。

いろいろな学習動画がそれっていることも魅力の一つです。

3.子どもの興味を引き出す内容

『NHK for school』は子どもの興味を引き出す内容になっています。まず動画は子どもが楽しめるように笑いを入れたり、有名俳優や芸人が出演。

視覚的に分かりやすく説明されています。さらにHPでは動画だけでなく、クイズや電子掲示板など子どもがWEB上で学習ができるようにもなっているのです。

4.多様な使い方ができる

80以上の動画とクイズなど、子どもが自ら学習できるようになっていますが、その使い方は多様です。

親が見せたい番組を選んでプレイリストに追加できるので、子どもの苦手な部分を動画で確認させたり、興味がある科目を伸ばすために活用することもできます。プレイリストの共有や、お友達・先生が作ったプレイリストをもらうことも可能です。

5.学校の先生にも使いやすい

動画や資料は教育用に作成されているため、先生も使いやすいように工夫がされています。HPには「先生」ボタンがあり、「指導要領」から教材を探したり、「教科書」から探すことも可能です。

ただし、必ずしも教科書の内容に沿っている訳ではないため、学習内容と照らし合わせる必要はあります。

【NHK for school】はアプリがおすすめ

スマホアプリ

『NHK for school』はパソコンからも視聴することができますが、アプリがあれば外出先でも、パソコンが無い人でも視聴することができるのでおすすめです。

まだアプリを入れていない人は、ぜひインストールしてみてください。

【NHK for school】アプリのインストール方法

iPhone/iPadだと「アップルストア」、スマホ・その他のタブレットなら「Googleplay」からダウンロードします。

NHK for school

ダウンロードが終わったらアプリを開いてみましょう。まずは学年の設定です。【NHK for school】を兄弟で使う場合などは「設定しない」を選択しておけばOK。学年を選ぶと、数多くある画像の中から設定した学年の物を選んで表示してくれます。

NHK for school

次に興味のある教科を設定しましょう。

NHK for school

これでタブレットやスマホで【NHK for school】の動画が見られるようになります。ただし、アプリとHP版では使える機能が異なります。

■アプリで使える機能

  • 動画の検索
  • おすすめ一覧
  • 番組一覧
  • プレイリストの作成
  • 履歴
  • 設定の変更

■HPで使える機能

  • 検索
  • 番組一覧
  • 動画クリップ
  • 電子黒板
  • クイズ・プレイ
  • 先生
  • プレイリストの作成
  • 履歴

アプリではクイズや電子黒板は使うことができず、動画再生のみなのが残念ですが、その分シンプルに使うことができるはずです。
参考サイトNHK for school

【NHK for school】アプリを使った3つの学習法

スマホ

アプリをダウンロードしたら、動画視聴だけでなく自宅学習などに役立ててみてください。ではアプリを使った3つの学習方法を紹介します。

1.自主学習に活用

我が家の長男(6年生)は、社会が得意です。自主学習でもタブレットを使って今習っているところを調べ、自主学習にまとめることもあります。

高学年であれば、【NHK for school】の動画を見ながら自分なりにノートにまとめる学習をしてみるのもおすすめ。

また道徳や総合などの動画を見た感想や、算数なら動画を見た後に同じ単元の問題集を解いてみるなども良い学習方法です。ノートやドリルに学習するだけでなく、動画と連動させて自主学習に取り込むことで分かりやすくなるはずです。

2.自由研究のテーマ選びに

動画の種類は常に80種類以上。特に理科や社会は充実しています。そこで、夏休みの自由研究のテーマ選びに活用してみるのもおすすめです。動画からヒントがもらえるはず。

また「キミなら何作る」という番組は、図工をテーマにしているので作品作りのお手本にしてみるのも良いかもしれません。夏休みの自由研究や工作で迷ったら、【NHK for school】を参考にしてみてください。

3.学習の導入に使う

「これから始まるプログラミング教育に向けて、何か子どもにやらせたい」「英語を習わせようかと思うけど、子どもが興味を示すだろうか」そんな不安がありませんか。そんな時は【NHK for school】アプリが活躍です。

プログラミングの番組「Whyプログラミング」は、無料ソフト「スクラッチ」を使ったプログラム方法を解説してくれている番組です。また「プレキソ英語」はかわいい寿司のキャラクターと楽しく英語の勉強ができる番組。

対象は高学年ですが、簡単な英語なので低学年でも楽しめます。学習の導入に活用してみるのもおすすめです。

まとめ

私が小学生の頃も、授業でNHK教育テレビを見ることがありました。しかし今のようにインターネットが普及してなかったため、番組が始まる時間に先生がテレビを付けてみていたのを覚えています。

今ではインターネットも普及し、さらにスマホは必ず家に1台はある家電です。パソコンは無くても、アプリをスマホやタブレットに入れておくだけでいつでも、どこでも【NHK for school】の動画を学習に使うことができるのです。

ノードやドリル学習がマンネリ化になってきた、教科書だけでは理解しにくいなど、家庭学習に行き詰まったら動画を組み合わせた学習をしてみてくださいね。