小学生になると、何かと心配なのが勉強面ではないでしょうか。「ちゃんと勉強についていけているのかな」「理解しているだろうか」と親であれば心配にもなるものです。
我が家でも宿題をしている子どもたちをみていると、「勉強、大丈夫かな?」と思うことがよくあります。
特に、現在二年生の次男はあまり勉強が得意でないため、ある程度家でも学習が必要です。とはいえ、ドリルを買っても最後までやるかどうか分からない、さらに1年分のドリルではなく今やっている単元を集中的にやらせたいとなると、市販のドリルほども必要ありません。
そこで今回は、我が家でも使っているおすすめ無料プリントをご紹介します。
無料プリント教材のメリット・デメリット
我が家でも活躍している無料プリントですが、主に次男の学習に使用しています。まずは、使ってみて感じたメリット・デメリットを確認してみてください。
■メリット
- 必要な単元だけを使える
- 自宅で簡単にプリントアウトができる
- 無料
- 幅広い学年に対応している
■デメリット
- インターネットとプリンターが必要
- 大量に印刷をするとコストがかかる
- 教科書の内容と同じではない
ただ、家でプリントアウトして使わなければならないため、印刷の手間とインク代は多少かかるのがデメリットかもしれません。さらに教科書に合わせた問題ではないため、内容をチェックする必要はあります。
おすすめ無料プリント教材
小学生向けの無料プリント教材のサイトはたくさんありますが、今回は実際に我が家で使っている無料プリント教材をご紹介いたします。ぜひ参考にしてみてください。
1.ぷりんときっず
■対象学年:幼児~小学3年生
『ぷりんときっず』は小学3年生までの無料学習プリントを配布しているサイトです。特に算数は学習時期と授業内容からプリントを選ぶことができ、とても分かりやすくなっています。
また、イラストも用いられているプリントなので、子どもたちにもわかりやすくなっているのが特徴です。一つの単元のプリントも、「基本」「普通」「応用」の3つに分かれていて、子どものレベルにあったプリントを選ぶことができます。
2.ちびむすドリル
■対象学年:幼児~中学生
ちびむすドリルは幼児~中学生までと幅広く使える無料学習プリントです。算数も計算だけでなく文章問題も豊富。また国語は漢字や文字だけでなく、文章問題のテストも無料でダウンロードできます。
低学年の問題限定ですが、算数が苦手な子は「算数クイズ」のプリントもあるので楽しく学習することができるのではないでしょうか。
3.ドリルの王様
■対象学年:小学1年生~6年生
振興出版社の『ドリルの王様』が、ちびむすドリルとコラボして無料プリントできます。
プリントの種類はそれほど多くありませんが、ポイントとなる単元が約8ページで構成され、すべて印刷してホチキス止めにすればミニドリルの出来上がりです。夏休みや冬休みなど、学校の長期休暇の復習などにも使用することができます。
4.ドリルズ
■対象年齢:幼児~小学6年生
ドリルズは問題数も多く、バラエティーに富んだプリントを印刷することができます。他のサイトと違い、会員登録をするとPDFで作成した学習プリントを投稿することができるのが特徴です。
そのため、さまざまなタイプのプリントが掲載されています。いろいろなタイプのプリントで学習したいという子どもにおすすめです。
5.学習プリント.com
■対象年齢:幼児~小学6年生
他のサイトから比べると、問題数は少なめです。これから問題数が増えると思われますが、低学年であれば十分、復習に活用することができます。
残念ながら高学年はまだ国語しかありません。サイトは見やすく、目的のプリントも探しやすいのは◎です。
無料プリントサイトの魅力
無料のプリント教材を提供しているサイトも多く、必要な項目だけを使うこともできてとても便利です。我が家では無料学習プリントを以下のように使っています。
自主学習で使用
まず、自主学習の教材としての使用です。高学年になれば自分で自主学習の内容を選んで自ら学習を進めることができますが、低学年はある程度親の補助が必要です。
しかし、毎回手書きでノートに問題を書くのは正直大変。そんな時は無料プリントがおすすめです。少し縮小して印刷して、あとはノートに貼ればOK。忙しい時の無料プリント頼みです。
無料プリントは長期休暇の復習にもおすすめ
夏休みや冬休みなど、学校が長期休暇になるときに復習にプリントを使っています。以前、夏休みに市販のドリルを買ったのですが、結局半分ほどやったところで夏休みが終わってしまいました。
そのあと、何とか次男のモチベーションを上げながらドリルは終わったものの、すでに10月も半ば。無料の学習プリントなら必要な分だけ印刷するので、「終わらない」「もったいない」ということはありません。
問題以外のプリントも豊富
無料プリントサイトは算数や国語の問題だけでなく、学習に使えるプリントが豊富です。例えば絵日記やマス目ノートなど。我が家では「視写」をするときに大きめのマス目をプリントして使いノートに貼ります。
絵日記も一緒です。また高学年になると地図の学習も出てきますが、白地図などをプリントしてノートに貼り都道府県を書いたりして自主学習に使っていました。他にも、予定表や暗記カード、表彰状などがあるので活用してみてくださいね。
まとめ
パソコンとプリンター、ネットの環境があれば誰でも無料でダウンロードできる学習プリントをご紹介しました。
高学年になればある程度学習習慣がついてくるので、通信教育や市販のドリル、学校の教材などをきちんと使いこなせるようになるかと思いますが、低学年はまだまだ難しいものです。
毎日1枚だけでもドリルをしてほしい、苦手な単元だけを集中的に学習させたいというときは、一度無料プリント教材を検索してみてください。きっと「こんなにたくさん問題があるの?」と驚くはずですよ。
ちなみに勉強嫌いの次男ですが、現在は格安のタブレット型・通信教育『学研タブレットゼミ』を受講しています。次の記事で学研タブレットゼミのメリット・デメリットを紹介していますので、よろしければご覧になってみてください。
【参考】学研タブレットゼミを実際に2年生の息子が受講した感想・口コミ