スマイルゼミとチャレンジタッチの両方を受講してわかったメリット・デメリット【小4女子の口コミ】

スマイルゼミとチャレンジタッチ

小学4年生のお子さんが『スマイルゼミ』と『チャレンジタッチ』の受講中の投稿者さんからの口コミです。

2つのタブレット型の通信教育でどちらにするか悩まれている方にとってはたいへん参考になる内容ですので、ぜひチェックしてみてください。

目次[

口コミ投稿者さんのプロフィール

お住まいの地域と家族構成を教えてください

私が住んでいるのは、神奈川県横浜市です。一人っ子の長女は小学4年生です。

主人は会社員で、私は専業主婦の3人家族です。

今回は小学4年生のこどもが受講中の、『スマイルゼミ』と『チャレンジタッチ』の両方の感想を紹介します。

現在お子さんはどんな学校に通っていますか?

我が家の子どもは、公立小学校に通っています。毎日の宿題は、先生お手製のプリント(おもて:国語、裏:算数)と、そのときに習っている国語の単元の音読です。とは言え、こどもは音読を省略することがよくあります。

週末の金曜日は普段の宿題ではなく、自習学習となります。自習ノートに、子供たちがみずから課題を見つけて取り組むという形です。

これは、優秀なお子様ならどんどん自分が興味のあることを深める学習になると思います。でも、実際は周りのお友だちに聞くと、まだたいていは親の手を借りて進めているようです。

わが子もご多分に漏れず、親がやり方を示唆して進めております。もう少ししたら自分でできるようになることを願いつつ、宿題の分量は、私としては、ちょうどいいかなと思っています。

こちらは中学受験の多い地域で、教育熱心な親御さんが多いです。塾に通っている子がたくさんいて、こどもたちの学習意欲は高い方だと思います。

通信教育以外に習い事やおけいこをしていますか?

幼稚園年中から、スイミングとピアノ教室に通っています。

スイミングは週に1回1時間、ピアノ教室は週に1回30分です。

お子さんはどんな性格ですか?

面倒見がよく、争いを好まない、どちらかと言うとおだやかなタイプです。そして、自分よりもまずお友だちの気持ちを考えるこどもです。

でも、授業中は手を挙げられなかったり、あまり前に出れない恥ずかしがりやです。

控え目なところは、協調性があるという長所でもありますが、これから先の見えない不透明な時代を生き抜くには、親としてはもう少し積極的になってもらいたいなと思ってしまいます。

また内弁慶なため、家ではかなりわがままです。年じゅう反抗期かと思ってしまうこともあります。

文章にするとこうして客観的に見れますが、実際は家での横柄な娘のわがままに腹が立ち、親子喧嘩が絶えません。そしてそのあとはしょっちゅう自己嫌悪になります。

こどもが好きなことは絵を描いたり、外遊びです。習い事がない日は、日暮れまで公園で遊んでいます。ゲームも大好きです。

感覚的にどんどん覚えてしまうのでしょうか?ふだんもタブレットや私のスマホをよく触っていますが、時々、私が操作がわからず困っていると、こどもがサッと操作して解決してくれることがあります。

今の通信教育の選んだ理由

スマイルゼミとチャレンジタッチ

通信教育を始めたのはいつからですか?

チャレンジタッチは、生後半年から始めたこどもちゃれんじ(しまじろうから)の流れで、1年生からスタートしました。

その後、2年生になりチャレンジタッチからスマイルゼミへと切り替えました。

でも最近、パンフレットを見て、「やっぱりもう一度チャレンジタッチもやりたい!」というこどもの希望で、2年ぶりにチャレンジタッチもスタートしました。

そのため、今は2つのチャレンジタッチとスマイルゼミの2講座を受講しています。
【参考】タブレット型の通信教育の中からスマイルゼミを選んだ4つの理由

通信教育を始めようと思ったきっかけは?

短時間でも、毎日家庭学習をする習慣をつけたかったからです。

チャレンジタッチはタブレット上手にキャラクターが学習に誘導してくれるので、私がやることは子供に『チャレンジはやったの?』と言いうくらいです。

塾や公文式ではなく通信教育を選んだのはなぜですか?

家庭学習が特別なことでなく、それこそ歯を磨くように、習慣になってほしいことが一番の理由です。

人に与えてもらってやるのではなく、まず自分で学ぶ習慣をつけてほしかったのです。

以前、発音に特化した個人の英語塾にも通ったのですが、塾の先生のお考えで、いつでも人と競わせるスタンスをこどもが嫌がり、結局一年しか続きませんでした。

どうしてその通信教育を選んだのですか?

小学校に上がった時に、手書きの教材とタブレット教材を比較検討しましたが、まる付けも含めて自習学習がスムーズに行えると思い、タブレット教材を選びました。

1年生のときのチャレンジタッチは、前述のこどもちゃれんじ(しまじろうから)の流れで、こどもの希望でそのままスタートしました。

コラショというキャラクターがこどもの興味をひきながら学習させてくれる内容でした。当時、こどもも楽しんで学習していたと思います。

ただ私としては、コラショとのやり取りから学習の画面に移動するまでが少し長いと思っていました。

次のスマイルゼミは名前だけ知っていたのですが、たまたま我が家にパンフレットが送られてきて、詳しい内容を知りました。

同じタブレット教材ですが、チャレンジタッチに比べると、画面がすっきりしていて、チャレンジタッチより少し大人っぽいイメージを持ちました。

興味を持ったため、さっそく親子で体験に行ってきました。

スマイルゼミは、大型ショッピングモール等で、タブレットを触って体験ができます。なるべく自宅から近いショッピングモールを検索して、実際の教材を体験しました。

結果、こどもが気に入り、チャレンジタッチを止めて、二年生からスマイルゼミをスタートすることに。

その後も何度もベネッセからチャレンジタッチのお知らせが届きました。

毎回、「さすがベネッセ!」と思うほど、こどもの興味を引くパンフレット作りが上手です。特に今回は、ヘッドフォンがついて学習を進められるという特典が、こどもの目を引いたようです。

「チャレンジタッチ、すごくおもしろそう!やっぱりしばらく両方やって、どっちにするかもう一度考えたい。しっかり勉強するから、チャレンジタッチもお願い!」

とのこどもからの強いリクエストで、またチャレンジタッチを再開しました。

最初、私としては同じようなタブレット教材を二台というのは、あわただしくて 結果、どちらも手薄になるのではないかという懸念も正直ありました…。

でも、「せっかくこどもが勉強をやる気になっているなら、これを逃す手はない!」と思い直したのです。

また2年前に比べると、より今の時代のニーズに合った講座やアプリがどんどんリニューアルされているようで、私自身も興味を持ったということもあります。

「この際、今の時点で、どちらがよりこどもに合うのかをトータルで見極めよう」と思い、現在はスマイルゼミとチャレンジタッチの両方を使っています。

通信教育の使い方

スマイルゼミとチャレンジタッチ

手元には毎月どんな教材が届きますか?

スマイルゼミは、毎月タブレットに新しい内容が追加されていきます。教材がたまらないため、すっきりと1台で完結します。

一方チャレンジタッチは、タブレット配信だけでなく、赤ペン先生の問題やテスト対策の問題集のほか、その時期に合った教材が宅配便で送られてきます。

通信教育に取り組む流れを教えてください

スマイルゼミの教材は、すべてタブレットに内蔵されているため、親が教えたり、まる付けをすることなく一台で終わります。

とは言え、なにをやっているのかわからないわけではなく、親のスマホに今日学習した内容や、点数がスマイルゼミから送られてくるので、こどもの得意なところと苦手な部分を知ることができます。

スマイルゼミとチャレンジタッチ

また、もっと取り組んでほしいことを優先的に学習できるように、ミッションとして親が決めることができます。

親子のメールのような感じでも使えるので、スタンプでこどもをはげましたりと、コミュニケーションツールとしても活用できます。

チャレンジタッチも、タブレットに関しては、すべて内蔵されているため、親が教えたりまる付けをすることなく、一台で終わります。

それに追加して、赤ペン先生にみてもらえたり、シールを集めるとご褒美のプレゼントにも応募できます。しかも赤ペン先生は、退会しても届いた答案を見てくれるそうです。

ご褒美のシールも有効期限がないなため、我が子は2年前に一度退会したのに、「その時のシールがまだあるなら使えます。」と言われました。

通信教育はいつ・どこで・どのくらいの時間取り組んでいますか?

どちらの教材も、夕食後にリビングでやっています。

私は横について見てることもありますが、食器洗いや家事をしていることも多いです。

英語に関しては、タブレットの音をまねて、フォニックス※を意識して発音するよう、促しています。

※ フォニックスとは発音と文字の関係性を学ぶ音声学習法のことです。

通信教育をしていて困ったことはありませんか?

タブレット学習ですと自分で完結できるので、特に問題ありません。どちらのタブレットもこどもが楽しめるよう、工夫されています。

スマイルゼミは、学習をしてスターをためないとゲームへ行けず、またゲームの時間も親が設定できるので、ダラダラとやることはありません。

ただ、こどもが学習の際、間違った部分を直すときも、淡々とした感じなので、良くも悪くもスッキリしています。

チャレンジタッチは学習の際でもにぎやかです。わりと幼いタイプのこどもは飽きずに楽しむと思います。

でも、その日の学習をしなくても先にお楽しみアプリへと行けます。こどもは喜んでいますが、親としては先に学習してから遊んでほしいと思います。

上記の困ったことを解決するために実践している解決策を教えてください

リビングのよく見えるところで学習しているので、「先にミッション終わらせて遊ぼうよ~。」と、促しています。
聞いてくれる時とそうでないときがあります…(*_*;

通信講座の評価・口コミ

スマイルゼミとチャレンジタッチ

受講している通信講座を5点満点で評価すると何点ですか?

スマイルゼミの総合評価星4個(4点/5点満点中)
とても無駄なく考えられている教材です。

半面、チャレンジタッチも同時にして思うのは、説明が淡々として小学生くらいだと、チャレンジタッチの楽しい雰囲気や仕掛けがたくさんある教材の方が勉強が楽しいかと思います。

学習量はスマイルゼミの方がチャレンジタッチよりも少し多いです。

英語教材も、フォニックスがわかりやすく、きれいな英語を耳で聴けるので満足です。

特筆すべきは、漢検です。スマイルゼミをしていると、年に1回漢字検定が受けられるのです。

昨年、こどもも漢検を受けました。合格通知が届くと自信がつきますし、とても良いサービスだと思います。我が子の漢検の会場は慶応大学だったので、親子でキャンパスを散策しつつ楽しみました。

チャレンジタッチの総合評価星4個(4点/5点満点中)
キャラクターが抑揚のある話し方で学習にいざない、わかりやすく勉強を教えてもらえます。

また、時々宅配便で楽しい学習教材が届くのも、こどもにとっては新鮮で楽しいと思います。

ただ問題量が少な目なのか、あっという間に終わります。もう少し問題量が多いと嬉しいです。

すごいのは、電子図書館のまなびライブラリーです。こちらは、約1000冊の電子書籍が読める、とても魅力的なサービスです。

こどもはこちらが大好きでいつも眺めています。注意しないと何時間なんてことも。うちの子は学習しないでもよくこちらに遊びにいっております。

でもとても素晴らしいサービスだと思います。また、ディズニーの動画があったり、楽しそうです。こどもも最初は半日以上くぎづけでした。

スマイルゼミのように、学習してから見れたり、時間制限を親が決めれるともっとうれしいですね。

通信教育を始めてから、お子さんの学習態度・成績に変化はありましたか?

スマイルゼミとチャレンジタッチ

タブレット学習は自分でやりたいと言ってきたので、促せば比較的素直に学習に向かいます。
 

どちらの教材も教科書準拠のため、授業はわかりやすいようです。

一年生からやっているので、成績の推移はわかりませんが、ずっと勉強がわかるといっているので、こどもに合っていると思います。

普段のテストは平均80点から90点くらいです。これは文字がきたなかったり、うっかりミスの減点も多いので、意識してやってもらいたいです。

通信教育の費用はいくらですか?

■スマイルゼミの受講料(クレジットカード12か月分一括払い)

  • スマイルゼミ標準クラス4年生…4,100×12=49,200円
  • 英語プレミアム…680×12=8,160円
  • タブレット購入費用…9,980円
  • あんしんサポート(年額)…3,600円
  • 小計…70,940円
  • 消費税…5,675円
  • 合計…76,615円

■チャレンジタッチの受講料(まずは試すうもりで月払い。コンビニに振り込んでいます)

  • 4年生の受講費…毎月4,865円

親から見てその通信教育の良い点・メリットを教えてください

スマイルゼミとチャレンジタッチ

タブレット学習を楽しんでいるので、こどもにあった学習法で満足しています。

スマイルゼミでは、自分に見立てたマイキャラが作れてどんどんカスタマイズさせていけます。

たくさん学習を進めると、そのアプリ内で表彰してくれる制度もあり、やる気アップに役立っています。

チャレンジではアプリ内でお笑いパンダを育てたり、学びライブラリーで本を借りれたリと、学習以外でも充実しています。やはり本にたくさん触れられるのは、素晴らしいと思います。

子供はどちらも楽しんでいて、正直どちらを選ぶか、すごく悩んでいます。

その反面、改善して欲しい点やマイナスポイントを教えてください

両方試して、もう片方にもあったらいいなあという要望になりますが…。

スマイルゼミでも、ぜひ学びライブラリーのようなものがあればうれしいです。

見聞を広げられ、いろいろな分野の本を手軽に見れるというのは、とても大きいです。

チャレンジタッチは、まず学習してから趣味の場所へ移動できる形になると良いのではと思います。

半日以上見てるのは困るので、できたら、時間制限を親が決められたら、もっといいですね。また、漢検や英検もチャレンジタッチ経由で受けれると非常に良いなと思いました。

どちらも甲乙つけがたいため、それぞれに足りない部分を書き出しました。

お子さんはその通信教育についてどのような感想をお持ちですか?

どちらもわかりやすくて、喜んで学習しています。

こどもとしては、できればどちらも続けたいようです。

通信教育を考えている方へのアドバイス

スマイルゼミとチャレンジタッチ

通信教育を始めて良かったですか?

タブレット学習をしたことで、こどもが勉強に苦手意識を持ちにくいので、始めて良かったと思います。

今はスマイルゼミとチャレンジタッチの2本立てですが、学校の宿題やピアノの練習、そして大好きな外遊びもするとなると、やはり時間が足りません。

親としては、これからこどもの様子を見ながら、どちらがこの子にとってベストなのか考えて、一本に絞りたいと思います。

これから通信教育を始めようとしている親御さんへメッセージをお願いします

スマイルゼミでしたら、親子でぜひ体験に行ってみるのをおすすめします。

こどもが実際にタブレットに触れて「これがやりたい!」と言ったなら、楽しんで続けられると思います。

また、希望したら漢検(英検は条件あり)を受けることができます。目標があると、それに向かって学習のモチベーションが上がると思います。

チャレンジタッチは、ときどきお試しキャンペーンがあったり、規定月 受講するとタブレット代が無料だったりと、スマイルゼミより敷居が低いため、始めやすいです。

ちなみにスマイルゼミは、どれだけ長く受講しても、必ずタブレット代金(9,800円)が必要です。

チャレンジタッチから届く入会案内も、こども心をぐっとつかむと思います。同封されてるまんがを見て、自分から「やりたい」と言ったら、こちらも楽しく学習できると思います。

付属の内容は上記の通り、どちらも充実しているので、肝心な学習について感じたことをお伝えします。

スマイルゼミは、タブレット1台ですべて完結して、タブレットの問題量はタッチより多めに学習したい方向け。考え方が少し大人っぽいお子様にはこちらがおすすめかもしれません。

チャレンジタッチは、キャラクター(四年生はコラショではなく、ニャッチというキャラクターが登場します。)が、勉強にいざなってくれます。楽しく学びたいお子様にはこちらが向いているかと思います。

どちらも楽しめると思いますが、お子様のタイプによって決められるのもいいかもしれません。

最後に、どちらにも言えることですが、親が決めてやらせるよりも、こどもが「自分からやりたい」という気持ちで始めることの方が、やらされてる感がなくて続くと思います。

こどもの学習は、親としていろいろと悩みますよね。我が家の体験が少しでも参考になればうれしいです。