小学校の低学年がつまずく算数のポイント@我が家の子供もはまった!

こんにちは、こはるママです。我が家には小学5年生と、2年生の息子がいます。兄弟なのに性格も得意なことも全く異なる2人。お兄ちゃんはどちらかと言えばスポーツよりは、勉強の方が得意で、弟は勉強よりもスポーツが得意。

中でも、算数は大の苦手です。1年生のころから「算数なんて大嫌い」と自負するほどでした。しかし、嫌いだからとそのまま放置しては、学年が上がるにつれて学習が追い付かなくなるのではと親としてはとても心配です。

そこで今回は低学年がつまずく算数のポイントと合わせて、我が家でつまずき克服方法もご紹介いたします。

低学年でつまずくポイント

まずは低学年でつまずきやすいポイントを確認してみてください。

繰り上がり・繰り下がりの計算(1年生)

「1年生の算数なんて簡単だから、つまずくことなんてないでしょ。」と思っている人も多いのではないでしょうか。

そんなことはありません。10までの数は比較的理解はできるものの、10以上の繰り上がり、繰り下がりの計算は1年生のつまずきポイントです。我が家の息子もここからつまずきました。どうやら、「指が足りないから計算ができない」とあきらめてしまっていたようです。

時刻と時間(1.2年生)

以前は2年生以上からの単元だった「時計」も、今は1年生から学習をします。1年生では「時計の読み」、2年生では「時刻と時間の違い」「午前・午後」「何分後(何分前)」などが出てきます。

1年生では50分以上の時間、例えば1時53分の短い針の位置が、1なのか2なのか分からない。6時5分を時計盤に「1」と書いている数字に目が行き6時1分と答えるなどです。

そして、2年生。まず、「時刻と時間の違いが分からない」。我が家はここからつまずきました。午前、午後で混乱する、3時45分の20分後などの時間をまたぐ場合もつまずきポイントとなります。

かさ(2年生)

かさは2年生の1学期で学習をします。「L」「dl」「ml」の単位の変換がとても難しいようです。単位が3つあるため、計算をするときにどの単位に合わせるのかがポイントとなります。

我が家の息子はこの3つの単位の変換が理解できずに苦労しました。ちなみに、学校の先生に相談したら、「Lとmlは生活の中でも目にする単位ですが、dlはあまり使わないので子どもには難しいかもしれません」と言われたのです。普段、あまり使わない単位は理解するのも難しいのでしょうね。

2桁・3桁のひっ算(2年生)

1年生の繰り上がり、繰り下がりの計算でつまずくと、2年生のひっさんでもつまずいてしまいます。息子は、今まで横に計算式を書いていたものを縦に書いて計算するのがよくわかっていませんでした。

もともと1年生の繰り上がり、繰り下がりが苦手だったため、桁が多くなったらさらに「難しい」「できない」という思いが強くなったようです。

いつかできるようになるのか?

低学年の算数は親から見ればまだまだ簡単です。そのため、「そのうち何とかなる」と思っていませんか?実は、小学生の算数は1年生から6年生までつながっています。

低学年でつまずいてしまうと、学年が上がってからの算数でもつまずいてしまうため、できるだけ低学年でしっかりと克服するようにしましょう。まずは、子どもが算数のどの部分でつまずいているのかを確認してください。

学校だけにお任せするのではなく、自宅でも自主学習などで苦手な算数を取り組むことで少しでも改善するはずです。

我が家の長男(5年生)は3年生まで通信教育をしていたからか、低学年の算数で大きなつまずきはありませんでした。しかし、次男は多くの低学年が苦手とする単元でことごとくつまずいています。

もちろん、今後もつまずくであろう算数に悪戦苦闘するはずです。今は毎日の自主学習で苦手の部分を中心に学習をさせています。

我が家の算数克服方法

我が家では今でも苦手な算数に四苦八苦していますが、少しずつ苦手を克服しています。そこで、我が家で行っている苦手な算数克服方法をご紹介いたします。

やさしい問題からスタート

まずは、やさしい問題からスタートしてみてください。我が家の場合、2年生ですが1年生の繰り上がり、繰り下がりからスタートしました。それがスムーズにできるようになったら、少しレベルUP。

時計もまずは読み方から復習をさせました。初めは〇時5分、10分などの区切りが良いものから始め、〇時23分などの細かいもの、さらに〇時53分などの間違いやすいものへとレベルを上げました。

あと時計の針を書き込む練習も。時計が分からない子は、時計の針の位置や動きが理解できていないことがあります。初めに戻って学習することで、少しずつ理解できるようになるのです。

計算は繰り返しが大事

計算問題は繰り返し練習しています。親が問題をノートに書くこともあれば、今までやった計算ドリルをやることも。子どもの計算を見ていると、苦手な問題が見えてきました。

例えば30-16など、引かれる数字の一桁目が0になると分からなくなるのです。大人だと答えは簡単に14と出ますが、息子はそのまま一の位に6と書いて、十の位を3-1で2と書いて答えは「26」とります。

そこで「ひっ算の式を書いたときに、下の数字が大きい時は必ず10の位から借りてくる」ということを毎回教え、一緒に問題を解くようにしました。その甲斐あって、今ではスムーズに解けるようになりました。

自信を付けさせる

何度問題を解いても間違ってばかりでは子どももやる気が起きません。現に息子は問題を見て1問目が分からないと「もうやらない」と言う始末です。

そこで簡単な問題を解いてもらって、「できる」という自信を付けさせました。同じような問題を何度かやってできるようになったら「もうこの単元はばっちりじゃない。もう少し難しくても解けるかもよ。」とその気にさせてステップUP。全部〇になって100点と書かれるととてもうれしそうです。

まとめ

低学年はまだまだ簡単な算数とは言え、つまずくポイントがいくつかあります。我が家の次男は算数が苦手と言うこともありますが、つまずきポイント全てに苦戦中。

反対に、長男は通信教育をしていたからかつまずくことがなく、今もスマイルゼミのおかげか何とは学校の授業にはスムーズについていけています。
【参考】スマイルゼミの口コミ

低学年での算数のつまずきは、まだまだ挽回することができるので、このポイントがつまずいているなと思ったら、家でも一緒に学習をしてみてくださいね。