漢検・数検・英検のメリット・デメリット@受験に役立つから小学生に人気

黒板

あなたのお家のお子さんは何か習い事をしていますか?我が家は小学5年生の長男はそろばん※、小学2年生の次男はスイミングを習っています。

※長男はそれ以外に通信教育のスマイルゼミを受講中。我が家のスマイルゼミ体験談や口コミは次の記事をご参照ください。
【参考】スマイルゼミなら受講料無料で漢字検定も受けられる【受講6ヶ月経過】

周りのお友達も何かしらの習い事をしていて、何もしていない子の方が少ないくらいです。さらに、学年が上がると検定を受ける子も多くなってきます。

以前であれば中高生で受けていた検定ですが、今では低年齢化していると言われているのです。そこで今回は、受験でも役立つ小学生に人気の漢検、数検、英検についてご紹介いたします。検定を悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

なぜ小学生から検定を受けるの?

ノートに漢字を書く

今では小学生から検定を受けることはそれほど珍しいことではありません。中には幼稚園から検定を受けさせる家庭もあるようです。では、検定が低年齢化しているのでしょうか。

それは、受験にも有利だからです。検定によっては内申書にも影響します。中でも今回ご紹介する漢検、数検、英検は内申書に書ける検定です。

この3つの検定は小学生でも受験することができるため、「まだ受験は先だけれどとりあえず受けておこう」と思う人も多いのではないでしょうか。また、塾や進学校などでは受験を意識して学習をするため、強制的に受けさせるケースもあります。

我が家の長男(小学5年生)は、3年生のときから毎年漢字検定を受験しています。親としては「受けて欲しい」と言うよりは「本人が頑張って受けたいと思うなら受けたら?」という軽い気持ちです。

きっかけは習い事でしたが、学年が上がるにつれて「次は今以上の合格点を取る」ことを目標に頑張っています。

検定を受けるメリット・デメリット

検定の合格と不合格

漢検、数検、英検は小学生でも受けられて、なおかつ受験にも役立つなら「ぜひ受けさせたい」と思うかもしれません。そこで、検定を受けるメリット・デメリットにはどんなものがあるのか考えてみてください。

■検定を受けるメリット

  • 上の級に受ければ受験に有利
  • 合格することで自信につながる
  • 受験会場に慣れる練習ができる

■検定を受けるデメリット

  • テスト勉強の時間を割かなければならない
  • 親も学習の管理をする必要がある
  • 不合格になるとやる気がなくなることもある
検定を受けて合格すると自信につながります。さらに、検定を受けるまでテスト勉強もするため、学習習慣がつくことは大きなメリット言えるはず。

しかし、小学生の検定は子どもだけでなく親もサポートが必要です。テスト勉強のために親も時間を割かなければなりません。中学生や高校生であれば勉強の管理も自分でできるかしれませんが、小学生だとある程度親が一緒に勉強をしたり、テストまでの計画を立てたりする必要があることを覚えておいてください。

小学生に人気の漢検・数検・英検を解説

では、実際に小学生に人気のある漢検・数検・英検はどんな検定なのでしょうか。

漢字検定の基本情報

漢字検定の練習

日本漢字能力検定(漢検)は、その名のとおり漢字の知識を問う試験です。10級(小学1年生終了までの漢字)~受けることができ、小学生でも受験数が多い人気の検定です。

ただ漢字が書けるだけのテストではなく、漢字の意味を正しく理解し、正しい日本語を使えるかどうかの能力テストとなります。試験は年間3回あり、1回目は6月です。

漢字検定の概要
【参照】漢字検定サイト

数学検定の基本情報

算数検定の基本情報

算数検定は、算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測る記述式の検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施しています。算数検定は「かず・かたち検定」(小学生未満)からあり、11級(1年生程度)~1級(大学程度・一般)まで幅広く設定されています。

検定は4月、6月、10月の年3回です。ただし、その年により受験月は異なるため、詳しくはHPで確認してみてください。

算数検定
【参考】算数検定サイト

※検定料が2019年度より値上げになりました。

英語検定の基本情報

英語検定の基本情報

英語検定は「公益財団法人 日本英語検定協会」が実施する英語の能力テストです。年間の総志願者数が250万人を超える国内最大級の英語資格試験で、5級(中学初級程度)~1級(大学上級程度)まであります。

以前であれば英語検定は中学生以上で受験するのが一般的でしたが、昨今の英語教育の変化によって受験生の年齢も低年齢化しているのです。3つの検定の中では一番受験に役立つ検定とも言われています。

英語検定
【参照】英語検定サイト

※準会場は申込責任者が定めた申込団体単位の会場です。

まとめ

今回ご紹介したもの以外にも、小学生で受けられる検定はまだまだあります。中には「こんな検定もあるの?」と思うものまで様々です。もし、子どもが何かしらの検定に興味を持ったら試しにチャレンジしてみるのも良いかもしれません。

合格すれば励みになり、その教科が好きになるきっかけに繋がることもあります。検定試験に向けて、親子で一緒に勉強するのも良い機会にもなりますよ。