高学年になると勉強も難しくなり、宿題の量も増えたと感じる親御さんも多いのではないでしょうか。我が家の息子(5年生)も、学年が上がるにつれて宿題の量が少しずつ増えてきました。
中には宿題+自主学習という学校もあるはずです。ありがたいことに、息子たちが通う小学校は毎日自主学習を提出する必要はありません。しかし、我が家では通信教育のスマイルゼミの他に毎日の自主学習を日課としているため、何かしらノート1ページに自主学習をしています。
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しかし、毎日自主学習をしていると「同じような学習になる」「ネタがない」なんて言うこともしばしば…。そこで今回は、中・高学年におすすめの自主学習のネタをご紹介いたします。
中・高学年の自主学習のポイント
自主学習は学校や学年によっても考え方が変わってきます。そこで、自主学習のポイントを確認してみてください。
宿題を優先させよう
自主学習は宿題とは別に自分で課題を見つけて学習をします。もちろん、毎日やることが理想ですが、習い事や気分が乗らないときや、体調が悪いというときは無理をせずにお休みしたり量を減らしても良いのです。まずは、宿題を優先させましょう。
学習環境を整える
学習環境を整えることも大切です。テレビを消す、机の周りをきれいにする、学習に必要なものをそろえる。学習に集中するためにも、「ながら勉強」(テレビを見ながら、お菓子を食べながら)にならないようにしてください。
最後は親がチェック
高学年になると、宿題や学習は自分でできるようになります。しかし、家庭学習は最後に親がチェックすることがポイントです。丸付けは子どもに任せても最後に何かコメント残したり、頑張ったことをほめてあげてください。
おすすめの自主学習ネタ
高学年になると教科数も増えるため、いろいろな自主学習をすることができます。そこで、おすすめの自主学習ネタをご紹介いたします。
国語
- 漢字の学習
- 音読、暗唱
- 意味調べ
- 作文、感想文
- 視写
例えば、「送り仮名が紛らわしい漢字を書きだす」「同じ部首の漢字を調べる」「二字熟語・四字熟語を調べる」「季語が冬の俳句集め」「詩、俳句作り」などです。また、音読や暗唱もおすすめです。短い詩や俳句、百人一首などは暗唱してノートに書きだしてみるのも良い学習になります。
算数
- 計算ドリルをする
- 身近な形をあつめる
- いろいろな図形を描いてみる
- 苦手な単元を復習
理科
- 実験の結果をまとめる
- 発見したことを報告する
- 気になる動植物の絵を描いてみる
社会
- 地図記号を調べる
- 日本・世界地図を描いてみる
- 都道府県を覚える
- 歴史についてまとめる
他にも「日本の特産物調べ」「都道府県調べ」「地図記号を描きだす」「工業・農業についてまとめる」など、自分の興味のあるものに特化して調べてみると楽しく学習することができます。我が家の息子は電車が好きなので、路線図を描いたり、駅メロを調べる自主学習をしています。
その他
- 料理の作り方と感想
- 検定対策のための学習
- 新聞スクラップ
また、新聞にも興味を持ってほしいと思って購読している「子ども新聞」から、興味がある記事を切り取って感想を描いたりしています。
自主学習は子どもが好きなことを学習してOK
自主学習は基本、子どもがどんなことをやってもOKな学習です。苦手な縄跳びの練習でもOK、得意な絵をノートに書いてもOK。まずは何でも良いので、毎日続けることを意識してみてください。
我が家でも子どもたちの自主学習を見ているとついつい「毎回同じことしていない?」「もう少しノートの使い方考えたら?」「それって趣味じゃないの?」と言いたくなるものです。
あまりにもノートが読めないときはもちろん口を出しますが、なるべく子どもに任せて言いたいことを我慢するようにしています。最近では子供がコメントをノートに書くことを嫌がるようになり、目でチェックして「よく頑張りました。次はここをもう少し変えてみるとももっと読みやすくなるよ」「最近社会ばっかりだから別の科目をやってみたら?」などと伝えています。
まとめ
自主学習を毎日やることは良いことですが、ネタが尽きて「何をやったらいい?」と頭を悩ませる子も少なくはありません。我が家でもそろそろ自主学習のネタがマンネリ化しつつあります。
とは言え、基本は子どもがやりたい学習でOKです。もしお子さんが自主学習のネタに困っていたら、今回ご紹介したものを参考に「こういうのはどう?」と提案してあげてみてください。