小学生を勉強嫌いにさせないために家庭できる5つの方法

肘をつく小学生

小学生になると、毎日何かしらの宿題が出るはずです。我が家の息子たちも毎日算数と国語の宿題が一つずつ出ています。現在小学5年生の長男は比較的自分から学習を始めるものの、問題は小学2年生の次男。

宿題を始めるまでにも時間がかかり、始めたと思ったらすぐに休憩する始末。次男を見ていると、「勉強があまり好きではないのだろうな…」というのが良く分かります。

親からすれば子どもが勉強嫌いにならず、楽しく学習をして欲しいと思うものです。私も子どもたちが勉強嫌いにならないために、どのようにしたら良いか頭を悩ませています。

そこで今回は、子どもを勉強嫌いにさせないために家庭でできる5つの方法を紹介します。

勉強が嫌いになる3つの原因

金髪で肘をつく

勉強が嫌いになるにはやはり何かしらの理由があるはずです。まずは、勉強嫌いになる3つの原因を確認してみましょう。

1.勉強の内容が分かっていない

一つ目は、勉強の内容が分かっていないことです。中でも算数は教科の中でも好き嫌いがはっきり分かれます。

例えば最初の足し算につまずくと、引き算、掛け算、割り算と、後に習うこともズルズルと分からなくなってしまいます。基本が理解できないため、子どもは算数を嫌いになってしまうのです。

2.親が口うるさく言っている

子どもがなかなか宿題をしないと、ついつい「早く宿題をやりなさい」と言っていませんか。毎日「勉強しなさい」と言っていると、子どもは強制的に勉強をさせられているように感じるため勉強嫌いになってしまいます。

さらに先に親から言われると、「今やろうと思ったのに」と不満がたまってしまう子も少なくはありません。親が口うるさく言えば言うほど、子どもが勉強嫌いになってしまう恐れがあるのです。

3.勉強がおもしろくない

勉強がおもしろくないと感じていると、宿題もたいくつな作業にしか思わず勉強も嫌いになってしまいます。

例えば同じ漢字を繰り返す学習や計算など、子どもにとっては単純作業のように感じるため楽しくはありません。宿題はともかく、自主学習などは子どもが楽しめるような工夫も必要です。

勉強嫌いにさせないための5つの方法

小学生

では、子どもの勉強嫌いにさせないためにはどうすればよいのでしょうか。5つの方法を確認してみてください。

1.「勉強しなさい」をグッと我慢

ついつい子どもに言ってしまう「勉強しなさい」という言葉。「今からやろうと思ったのに…」と、子どものやる気をなくさせてしまっているかもしれません。

そこで「勉強しなさい」という言葉はグッと我慢しましょう。命令するのではなく、「勉強終わってから〇〇しようか」など提案する声掛けに変えてみてください。

2.楽しい勉強を用意する

うんこドリル

漢字の書き取りや同じ計算の繰り返しの学習では子どもも楽しくありません。そこで、家庭学習では興味が持てる教材や学習方法を用意します。自分から「やりたい」と思う教材を選ぶことで、「勉強が楽しい」と思ってもらうことも大切です。

今では『うんこ算数ドリル』や『うんこ漢字ドリル』や楽しく学習できるような教材や通信教育もたくさんあるので、子どもが興味を持てるようなものを選んでみてください。
【参考】うんこドリルに算数がついに登場!小学2年生の息子が使ってみた感想・口コミ

3.つまずきは早めに無くしておく

学習の躓きがあると、それ以降の授業も分からなくなり勉強嫌いになってしまいます。まずは、子どもの学習レベルがどれくらいかをきちんと知ることが大切です。

つまずきがあればそこまで戻って苦手な部分を潰します。勉強が分からなくなる前に、躓きを早めに無くしておくことが大切です。

4.結果ではなく頑張りを評価する

子どもがテストを持ち帰ると、ついつい点数に目がいきませんか。思っていた点数よりも低いと、「どうして分からないの」と言いたくもなりますよね。

子どもも点数が悪いことを叱られると、「勉強をしても無駄だ」と思ってしまいます。そこで、結果ではなく頑張りを評価してあげてください。以前よりも改善されている部分があれば、そこをほめてあげましょう。

5.長時間学習をさせない

学習する時間が長ければ長いほど成績が上がるというわけではありません。1時間とダラダラ学習するよりも、20分でも集中してやる方がずっと効果的です。

無理やり長時間学習させても子どもには逆効果なので、気分が乗らないときは勉強をお休みしても良いのです。「勉強をやりたくない」と言うときは、その気持ちを一旦受け止めてあげてください。

低学年のうちから学習を習慣づけておこう

机で勉強する女の子

学習習慣は1日で付くものではありません。日ごろの習慣が大切になります。そのため高学年になってからいきなり、「高学年なのだから1日1時間勉強をしなさい」と言っても反対に勉強嫌いになってしまう恐れがあるのです。

そこで、なるべく低学年のうちから家庭学習の習慣をつけておくようにしましょう。まずは宿題とは別に、5分から10分程度の自主学習から始めてみてください。

慣れてきたら少しずつ時間を伸ばしていきます。毎日続けることで、宿題以外の学習もスムーズに取り掛かることができるのです。もちろん、無理はせずに子どものペースで学習を続けるようにしてくださいね。

まとめ

宿題や勉強をしないとついつい口を挟んでしまう親御さんも少なくはありません。しかし、あれこれ言われると子どもも「もうやらない」「勉強はきらい」となってしまいます。

そうならないためにも、まずは口を出さずに見守ってみてください。とは言え、まったく関わらないというわけではなく、躓きや学習レベルはしっかりと把握する必要があります。

そのうえで子どもの興味があるもの、レベルに応じた教材を選ぶことで勉強を好きになってくれるきっかけになるのです。

我が家ではその教材としてタブレット型通信教育『スマイルゼミ』を活用しています。子どもの学習レベルや躓きもデータで分かり、学習にずっとつく必要もありません。何よりも楽しく学習できるので、その手段としてタブレット型通信教育を利用してみるのもおすすめです。