新聞スクラップのやり方@小学生の家庭学習におすすめ

新聞スクラップ

こんにちは、こはるママです。我が家では長男(現在小学5年生)が4年生になる前から読売のこども新聞を受講しています。きっかけは子どもが新聞に興味を持ったからです。

初めはテレビ欄から読み始め、自分の興味があるものを少し見る程度でした。それならと、子どもでも読みやすい専用の新聞を購読しようと思ったのです。さらに、4年生から本格的に自主学習が宿題に出るようになり、その一環で新聞の切り抜きをするようになりました。

以前、小学生新聞についてブログ内でお伝えしましたが、せっかく購読するなら自主学習に生かしてみませんか?
小学生新聞は自主学習にもおすすめ!実際に購読してみた口コミ・感想

そこで今回は、小学生でもできる!新聞スクラップのやり方についてご紹介します。

新聞スクラップを小学生にさせるメリット

まずは、新聞スクラップをすることで得られるメリットを確認してみてください。

■新聞スクラップのメリット

  • 国や地域情勢などに目を向けるきっかけになる
  • 新聞を読むことで語彙力が上がる
  • 新聞を読み続けることでモチベーションになる
  • 新しく知ったことを記録して知識を深めやすい
  • 自分の興味や趣味などの傾向とその変化がわかる
  • 将来の進路に活かせる
  • 親子の会話のきっかけになる
新聞を読むことで、語彙力だけでなく今の社会の情報を得ることができます。大人の新聞は難しくても、子ども用の新聞であれば分かりやすく解説されているのでおすすめです。

新聞スクラップの方法と使うもの

新聞スクラップ

新聞スクラップと聞くと「難しい」「高学年ではないとできない」と思うかもしれませんが、低学年でも簡単にできる学習です。そこで、新聞スクラップの方法と使い方をご紹介いたします。

用意するもの

まずは、以下のものを用意してください。

  • 新聞
  • 新聞を貼るノートやバインダー
  • のり
  • 辞書
  • 色鉛筆やカラーペン
  • 必要に応じてデコレーション用のシールなど
スクラップをするノートは、子どもが書きやすいものを用意します。低学年であればマス目の大きいものや日記帳、絵を入れたりデコレーションをしたい場合は無地の自由帳、たくさんの記事を保存したい場合はバインダーやポケットファイルでもOKです。

我が家では5ミリマスの自主学習ノートを使ってスクラップをやっていましたが、今は新聞社が発行するスクラップブック専用ノートを使っています。のりは水のりよもステックのりやテープのりがきれいに貼れておすすめです。

新聞スクラップの手順

新聞スクラップに必要なものがそろったら、実際に作成していきましょう。

テーマを決めて記事を選ぶ

まずは、テーマを決めて記事を選びましょう。基本は自分が興味を持った記事を選べばOK。それに似た関連記事が他にあればそれも切り取っておきます。

スポーツやコラム、話題のニュースなど、どんなものでもOKです。ただし、あれもこれもと欲張ると後から見にくいスクラップになってしまうので超注意。また、子ども用の新聞と大人用の新聞で同じ記事を比べてみるのもおもろい発見があります。

新聞スクラップのレイアウトを決める

次に切り取った新聞をどのように貼るか、何を書くかなどのレイアウトを考えます。新聞記事が大きい場合は、ある程度の大きさに折りたたんで貼るようにしてください。

また貼った新聞の上には、「掲載新聞の名前」と「発行された日にちを」書いておきましょう。いきなりのりで貼ると失敗することもあるので、新聞を仮止めしてからレイアウトを考えると良いかもしれません。

要約と分からない単語を調べる

新聞の記事を貼ったら、その記事の要約を書きます。さらに、記事の中の分からない単語もきちんと意味調べをしておきましょう。意味が分かることで新聞記事の理解度もUPします。

要約を「難しい」と感じる子もいるかもしれませんが、そんな時は「この新聞は何が書いてあった?」と親子で一緒に考えてみるのも方法です。

新聞を読んだ感想や自分の意見を書く

最後は新聞を読んだ感想を自分の言葉でまとめます。初めはなかなかうまく感想が書けなくても、慣れてくれば自分の意見をまとめられるようになるはずです。

我が家では新聞スクラップを始めた当初、「〇〇だと思いました」で終わることがしばしば。そこで、「じゃ、どうすればよいと思う?」「なんでこうなったのかな?」ともう少し踏み込んで考えるように言葉かけをするようにしたのです。すると感想だけでなく、自分の意見も含めてまとめることができるように少しずつなってきました。

慣れてきたときにもう一工夫をしてみよう

慣れてきたら、もう一工夫をすることでとても見やすい新聞スクラップを作成することができます。

気になる文章や共感した部分などに線を引いたり、テーマに合った見出しを自分で考えて付けたりするのも方法です。イラストで分かりやすく解説するのも良いかもしれません。

慣れてきたら自分新聞を作ってみよう

新聞スクラップに慣れてきたら、自分で新聞を書いてみるのもよい学習です。興味を持ったものを自分の言葉で自分新聞を作ってみます。低学年であれば、絵日記のようなものにタイトルを付けて少しアレンジしたものでも良いでしょう。

高学年になれば、少し大きな紙に実際の新聞と同じように写真やイラストを入れて、レイアウトを組んでみるのも楽しいのではないでしょうか。

5年生の長男は、夏休みの宿題に「自分新聞作り」というものがありました。キャンプで体験したことなどを新聞にまとめたのですが、新聞の題名や見出し、写真の貼る位置、どこに色を入れるかなど自分なりに工夫して作ることができたようです。

スクラップも新聞作成も、どちらも自主学習にはお勧めのネタですよ。

まとめ

新聞を読むだけでなく、様々な自主学習に活用することができます。我が家も新聞から自主学習のネタを見つけています。子どもが新聞に興味を持ったら、親子で一緒に新聞スクラップにチャレンジしてみてください。

毎日だけでなくても1週間に1度新聞から興味のある記事をスクラップすることで、いろいろな発見があるはずです。学習の成果として、スクラップに残してみてはいかがでしょうか。