Z会のタブレットコースなら難易度の高い内容を受講できる【小4女子の口コミ】

Z会のタブレットコースの口コミ

アメリカのニューヨーク在住で、小学4年生のお子さんが『Z会の通信教育・タブレットコース』を受講中の投稿者さんからの口コミです。

目次[

口コミ投稿者さんのプロフィール

お住まいの地域と家族構成を教えてください

元々は東京在住でしたが、昨年の夏からアメリカ合衆国のニューヨーク州ニューヨークに住んでいます。

家族構成は、私、主人、小学4年生の娘の3人家族です。

主人は日系企業に勤める普通のサラリーマンで、私は専業主婦です。元々は図書館司書として9年ほど働いていました。

現在お子さんはどんな学校に通っていますか?

現在はニューヨークの公立小学校に通学中です。東京にいた頃は私立(インターナショナルスクール)に通っていました。そのため、言語面では何ら問題なくこちらの小学校に対応できております。

東京の学校は小学校2年生の段階からiPadで色々な学習アプリを使って学習しておりました。低学年と言うこともあり宿題の量は多くなく、漢字及び計算がそれぞれプリント1ページ分程度でした。

ただし、読書は継続して行うよう指導があり、毎日最低10分以上読書するよう宿題が出されておりました。周囲の家庭は、公文や日能研などの学習塾に通わせたり、家庭教師を雇って全教科学習させたり、学校の学習以外はやらせない、など様々でしたが、お話しさせて頂く限りでは何かしら学校以外のプラスアルファをやらせる家庭が多い印象です。

ニューヨークの学校では算数の宿題量はさほど変わりません。ただし、日本語の宿題がない分、英語のリーディングやライティングの宿題の量が増えております。

いずれも集中すれば30-40分程度で終わる程度の分量のようです。公立校だからなのか、日本とは文化が異なるのか、学校以外で何かプラスアルファの勉強をやらせている家庭は多くない印象です。

しかし、こちらでは低学年のときに統一テストで高得点を取得した子どもたちのクラス(Gifted & Talented class)があり、そのクラスの子どもたちはワードを使ってレポートを作成するなど他のクラスよりも進んだ学習をしている印象です。

通信教育以外に習い事やおけいこをしていますか?

小学校1年生と2年生のときには公文に通わせておりました。

週に2度通い、算数、国語、英語の3科目を受講。また、オンライン英会話で1日30分程度、英語のネイティブスピーカーと会話する機会を持っておりました。

小学校3年生の時には塾のSAPIX(サピックス)へ移し、算数、国語、理科、社会の4科目を受講しておりました。

そして、小学校4年生のタイミングでニューヨークへ引越し、このタイミングでZ会の通信教育に切り替えたのです。

ニューヨークでは日本人学校の補習校があり土日を使って日本の学習指導要領の補習を受けたり、季節ごとの文化的な体験(お正月やひな祭り等)することができます。

また、学習塾もたくさんあり、ENAやサピックス、栄光ゼミナールなどもあります。しかし、うちの場合には週末は出来る限り色々なところへ外出し現地の文化を経験させたいという想いがあり、補習校も学習塾も通わせておりません。

代わりに、時間に融通のきく通信教育を受講させることにしました。

Z会にした理由は教育内容が比較的高度であったこと、海外でも何ら問題なく対応いただけたこと、タブレットを使って授業を受けられること、タブレットを通して学習状況を管理できること、です。

また、小学校1年生から現在まで、出来る限り学校のアフタースクールを利用して放課後は2時間から3時間ほど学校で色々な経験をさせております。

小学校1年生と2年生の時にはダンスやアートのアフターを取りました。小学校3年生の時にはフランス語や自分でプロジェクトを立ち上げて実行するという内容のアフターを取っておりました。

小学校4年生の現在はダンスやアート、コーラス、チェス、クッキングなどのアフターを取っております。

お子さんはどんな性格ですか?

性格は、良く言えば明るく元気ですが、悪く言えば落ち着きがなく周りをよく見ないことが多いです。

また、一人っ子で親が面倒を見すぎたせいか、勉強内容を主体的に決めることができないことがあります。そのため、教材が届いてからどのような日程で進めていくべきかを一緒に話し合うことにしています。

今の通信教育の選んだ理由

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通信教育を始めたのはいつからですか?

上述の通り、通信教育は昨年の夏、小学校4年生に進学する時期から始めました。

ただし、日本では小学校3年生の学齢のため(米国は9月が新年度によるものから)通信教育の内容は小学校3年生のものです。

通信教育を始めようと思ったきっかけは?

ニューヨークへ引っ越すにあたり、日本で参考書や問題集を購入し持参しました。

定期的にそれらの問題集も解かせておりますが、日本語で授業を受ける機会を失わないように通信教育も併用することにしたのです。

塾や公文式ではなく通信教育を選んだのはなぜですか?

海外滞在中に、現地での文化体験を可能な限りさせるために、補習校や学習塾ではなく時間に融通の利く通信教育をさせることにしました。

また、補習校や学習塾へ通わせる場合には週末にまとめて授業を受けることになりますが、通信教育の場合には毎日自宅で30分から1時間程度を継続して受講することができます。

好みの問題もあるかと思いますが、個人的にはまとめて何かをやるよりも少しずつでも毎日継続する方が身になるものと考え通信教育に決めました。

どうしてその通信教育を選んだのですか?

そもそも海外在住者に対応してくれる通信教育がどの程度あるのか把握できておりませんが、Z会はすぐに対応可能との連絡を頂けたのでZ会にしました。

事前に教育内容も確認しましたが、日本のときに通っていたサピックスと遜色がなく、場合によってはレベルの高い内容が含まれている印象でしたので安心して任せられると思ったからです。

また、タブレットを使って授業を受けたり、学習状況を管理したり、添削のやり取りができる点にも惹かれました。

通信教育の使い方

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手元には毎月どんな教材が届きますか?

うちは算数、国語、社会、理科の4教科を受講しておりますので、4教科分の教材が郵便で送られてきます。また、同時期にタブレット上で当月の講義がアップロードされて受講できるようになります。

通信教育に取り組む流れを教えてください

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教材が届いた後は郵送で送られてきた教材を片手にタブレット上の講義を受けます。

前半見開き1ページか2ページで新しい単元についてビデオで説明を受け、残りの見開き1ページで練習問題を解きます。このような授業を理科と社会については3回分、算数と国語は6回分受けた後、添削問題を解きます。

解き終わったあとは答案を写真に撮ってオンライン上でZ会に提出します。提出期限は毎月末と指定されておりますが、目安の期限のようでして、遅れても問題なく対応頂けるようです。添削後はタブレット上で赤ペン入りの答案を見ることが可能です。

通信教育はいつ・どこで・どのくらいの時間取り組んでいますか?

毎日科目を選び、当該科目の1回分の授業を受け、練習問題を解く流れです。

また、Z会ではドリルもあり、1日1個分を解くようにしています。ドリルもタブレット上で解いております。

ちなみに、私はタブレット上だと紙媒体で解くよりも計算のメモをしたり漢字の問題を解いたりする際に不都合がありそうな印象を持っていました。

しかし、いざ使ってみると、実際にはタブレット上で色を分けて計算のメモをすることができ、かなり便利な印象です。また、漢字もタブレット上にペンで入力するのですが、精度が高く、当初持っていた不安は杞憂に過ぎなかったものと感じております。

Z会は授業も先生が分かりやすく教えて下さるので親が一緒に見なければいけないことはありません。ただし、分かりにくい点については適宜サポートをしてあげるようにしています。

また、知識の横の広がりを持たせるために、社会や理科などの科目では授業を一緒に聞き、Z会で学習した内容と関連する知識や派生する内容を話してあげるようにしています。

通信教育をしていて困ったことはありませんか?

Z会では夜中の2時から6時までメンテナンスのためにタブレットを使用することができません。

日本にいるのであれば何ら問題ないように思いますが、ニューヨークのサマータイムの現状では午後の1時から5時までがメンテナンス時間に該当することになります。

そのため、週末の午後にZ会の勉強をさせる場合にはタブレットを使うことができず添削問題などタブレットを使用しない学習を選ばなければいけないという不都合があります。

Z会のタブレットコースの口コミ

また、過去に一度だけですが、提出した写真の画像が悪かったことが原因で、正解のはずが不正解とされてしまったことがありました。

上記の困ったことを解決するために実践している解決策を教えてください

上述の通り、Z会の授業を受けるのは週末の午後を避けるようにしております。また、仮に週末の午後にZ会の学習をする場合でもタブレットを使用しない学習を選ぶようにしています。

画像のせいで不正解となってしまったことについては特段の解決策は講じておりません。添削問題の点数が多少低くなったとしても本人がきちんと理解しているのであれば支障はないと考えるためです。

通信講座の評価・口コミ

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受講している通信講座を5点満点で評価すると何点ですか?

投稿者さんの総合評価星5個(5点/5点満点中)
5点満点です。理由は以下の通りです。

  • 教育内容がしっかりしていること
  • 授業が分かり易く楽しく取り組めること
  • 紙媒体を併用することによりこれまでの学習内容の整理がしやすいこと
  • タブレットを用いて学習の進捗を管理しやすいこと
  • 時間に融通が利き毎日少しずつ勉強に取り組むことができること
  • 空いた時間を使って週末に色々な経験をすることができること
  • 価格が通学よりも安いこと

通信教育を始めてから、お子さんの学習態度・成績に変化はありましたか?

小学校1年生の段階から公文に通わせており、毎日少しずつ勉強をする習慣は身についていたので、学習態度や成績には特段の変化は無いように思います。

通信教育の費用はいくらですか?

費用は4教科、年間払いで約20万円(ひと月あたり約17,000円)です。日本在住の方と比べて海外在住につき毎月数千円の送料追加されております。

教材の質や学習サポート体制を考慮するとリーズナブルと考えております。

特にこちらで日本の学習塾に通う場合、各科目週に1回の授業を受けるだけで月に7万円から8万円ほどかかりますので、それと比べるとかなり安い方だと思います。

親から見てその通信教育の良い点・メリットを教えてください

良い点は、いつでも受けたいときに授業を受けられることです。定期的に教材を見直し、復習が必要だと思った項目については改めて授業を受けることができる点も良いです。

また、平日の30分から1時間を使うことにより、週末に色々な文化体験に時間を当てられる点もメリットの一つと思います。

その反面、改善して欲しい点やマイナスポイントを教えてください

半年に1回程度で行われる学習度到達テストはタブレット上での、答案の提出が認められていない点は改善して欲しいです。

送料は1ドルちょっとなので大した金額ではないのですが、郵便局に行く手間を考えると他の添削と同じようにタブレット上での提出が可能になると非常に使い勝手がよくなると感じています。

お子さんはその通信教育についてどのような感想をお持ちですか?

学習塾と異なり一緒に勉強する仲間がいなくなる点は寂しく感じているようです。

その反面、自分の勉強したいときに勉強をすることができるため、公文のときのように次回授業までにやらなければいけないといった焦りを感じる機会はなく、また、わざわざ授業を受けるために塾まで往復30分くらいを費やす必要がないなどのメリットがある点は実感しているようです。

そのため、日本に戻ってからもZ会を継続したいと言っております。

通信教育を考えている方へのアドバイス

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通信教育を始めて良かったですか?

置かれている環境や子どもの性格にもよるかと思いますが、Z会の通信教育はおススメです。

特に日本から出向や駐在で海外に来ている家族は数年のうちに日本に帰るため、日本の勉強は欠かせません。

その場合、Z会の内容はかなりレベルが高いのできちんと授業を受けていれば日本で勉強をしている子どもたちから遅れることは無いと思います。

むしろ、きちんと授業を受けていると日本で塾に通う以上の効果が得られるのではないかと考えています。

これから通信教育を始めようとしている親御さんへメッセージをお願いします

通信教育の場合には塾仲間のように、お友達ができない点が気になる親御さんは多いのではないでしょうか?

しかし、平日に着実に勉強を進めることができるので週末は時間を空けることができます。

どちらが良いかは家族によって考え方が違うかと思いますが、個人的には学校でもお友達ができる以上は、塾仲間を作るためにわざわざお金と時間を費やす必要はないと思います。

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